代表のご挨拶

すみれ甲状腺グループ代表の浜田昇です。

私は大学を卒業以来、甲状腺に関して最も優れているとされる国内外の医療機関で多くの患者さんを診療し、また行った研究のすべてが甲状腺に関するものというくらい甲状腺の臨床と研究に専心した医師人生を送ってまいりました。若い頃は、どちらかというと研究に熱中してしまうことが多かったように思いますが、40歳を過ぎた頃から、甲状腺疾患で悩んでいる方一人ひとりの立場にたって、最も良い医療をするということに医師としての喜びを覚え、仕事を続けてきました。

さらに、自分がこれまでに培ってきた甲状腺臨床の知識を、広く実地医家に知っていただくことが社会貢献につながるという考えから、医師会で講演したり、甲状腺診療に関する教科書を書くことに努力してきました。しかし、10年くらい前から感じていますことは、私一人で診療できる方の数は限られているということです。若い医師を教育し、その人たちが甲状腺疾患で悩んでいる方一人ひとりに良い医療をしていくというシステム作りが社会貢献の道であると考えるようになりました。

甲状腺疾患の診療は、手術をする場合を除いて大掛かりな設備や機器は必要としません。血液検査と超音波検査ができ、きちんとした教育を受けてエビデンスに基づいた診療のできる優秀な医師さえいれば十分です。そういう医師が、利便性の高い場所で、受診する方の社会的、経済的負担を考慮して、高いレベルの甲状腺診療を行うことができれば、素晴らしいのではないでしょうか。

このような考えのもとに、すみれ甲状腺グループを作りました。優秀な医師を集め、最高の教育をし、甲状腺に特化した診療施設を利便性の高い場所に提供できればということです。すみれ甲状腺グループの専門外来ではどの医師にかかっても最高の医療が受けられますで、安心して受診してください。

どのような分野でも同じですが、レベルの高い医療をしていくためには、毎日毎日の勉強はかかせませんし、疑問点の解明のためには研究も必要です。これからも甲状腺疾患の臨床を充実させるとともに、甲状腺診療に本当に役立つ研究を続けてゆきたいと思っています。


浜田 昇 略歴

昭和46年 大阪市立大学医学部卒業
臨床研修後、内分泌学特に甲状腺学を専攻し、東京都渋谷区の伊藤病院、東京大学第三内科で甲状腺学の臨床および研究を積む。

昭和55年 大阪市立大学医学部第二内科助手
在職中に米国シカゴ大学内科(甲状腺学)に2年間留学。この間に甲状腺マイクロゾーム抗原を同定し、その本体が甲状腺ペルオキシダーゼであることを明らかにした。

平成元年 大阪市立大学医学部第二内科講師

平成3年 すみれ病院院長

平成22年 社団法人すみれ甲状腺グループ設立、代表就任

日本内分泌学会 代議員、日本甲状腺学会 評議員、米国内分泌学会 会員、米国甲状腺学会 会員

著書;甲状腺疾患診療パーフェクトガイド、診断と治療社